審美歯科
女性ならではの目線
繊細な審美歯科
セラミックは優れた見た目であるだけではなく、虫歯の再発を予防するなど歯を守る効果も高いことが理由として挙げられます。近年は日本でも歯への関心が高まり、自費診療でメタルフリーのセラミックを選択する人が増えています。
当院では女性歯科医師が女性ならではの目線でのきめ細やかな対応、治療をご提供しています。
メタルフリー治療
スウェーデンをはじめとする歯科先進国では、銀歯ではなくセラミックで作製された補綴物の使用が主流となっています。
これは、セラミックが優れた見た目であるだけではなく、虫歯の再発を予防するなど歯を守る効果も高いことが理由として挙げられます。近年は日本でも歯への関心が高まり、自費診療でメタルフリーのセラミックを選択する人が増えています。
メタルフリー治療が
おすすめな理由
セラミックなどは健康への影響が少ない身体に優しい治療といえます。
保険診療の銀歯は安価で詰め物や被せ物を入れることができますが、劣化しやすく、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。一方、セラミックはメタルフリーなので金属アレルギーの心配がなく、劣化もしにくいため、健康を保つ上で大きな利点があります。
メタルフリー治療の3つの特徴
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01
審美性が高い
保険診療にも白い被せ物がありますが、複雑な模様や色を付けることができないため、周りの歯と比べると違和感が残る場合があります。一方セラミックは、周りの歯に合わせた自然な美しさを追求することができます。長期間使用しても変色しにくいのもメリットです。
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02
劣化しにくい
銀歯は劣化するため、使っているうちに少しずつ変形していきます。変形すると天然歯と銀歯との接着部分にすき間ができ、そのすき間から虫歯菌が侵入することで虫歯が再発してしまうのです。その点、セラミックは劣化しにくい分、二次虫歯のリスクを抑えられます。
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03
汚れがつきにくい
セラミックは表面がツルツルしており、プラークの付着を防いでくれます。虫歯菌や歯周病菌の繁殖を防ぐので、清潔な口腔環境の維持につながります。
当院の治療のPoint
土台には「ファイバーコア」を使用
ファイバーコアは、グラスファイバーの繊維を束ね、レジン(特殊樹脂)と一体化させたものです。一般的な金属製のメタルコアに比べると素材自体に柔軟性があるので、強い咀嚼力が加わったとしても力が分散され、残った天然歯への負担が少なくなり、大切な歯を守ることが出来ます。
被せ物が自由診療になる場合は、ファイバーコアも自費負担になります。
取り扱いのある素材の一例
ラミネートべニア
歯の表面を薄く削り、セラミックスを用いた非常に薄いシェルを取り付ける治療法です。歯の大きさや、歯と歯の隙間を改善したい場合に有効な治療法です。
メリット
- 金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がない。
- 短い治療期間で済む。
- 治療時に前歯の隙間を整えることが可能。
- 歯を削る量が少ないため、痛みがほとんどない。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 破折した歯や、歯並びによっては接着できない可能性がある。
- 歯にエナメル質の残っていない状態だとはがれてしまうことがある。
E-max
E-maxは「empress max」の略です。硬すぎず、柔らかすぎもしないセラミック素材なので、患者様の幅広い症例に対応できるのがメリットと言えます。また金属アレルギーや経年劣化の恐れもありません。
メリット
- 金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がない。
- プラークが付きにくい素材なので、口腔環境を清潔に保てる。
- 変色しにくく、天然歯に近い色合いや透明度を持つことから、自然で美しい仕上がりになる。
- 天然歯に近い硬さを持つため、咬み合う歯にかかる負担を軽減できる。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- E-maxに強い力がかかると割れてしまう恐れがあるため、歯ぎしりや食いしばりが癖になっている患者様にはおすすめできない場合がある。
フルジルコニア
ジルコニアはセラミックの一種です。軽くて耐久性が高いことから、歯科以外でもセラミック製の包丁や人工関節など、さまざまな分野に用いられています。
メリット
- 白く自然な透明感があり、装着している際の違和感がない。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 長期使用した場合でも変色に強い。
- 金属やプラスチックよりも強度があり安心して使用できる。
- 高い耐久性を持っている。
- 汚れが付きにくく、外見もきれいな仕上がり。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- オールセラミックより透明感がやや劣る。
ジルコニアポーセレンクラウン
ジルコニア素材にポーセレンを築盛したものです。天然歯のような白さと透明感があり、違和感のない見た目を演出できます。キズや汚れもつきにくく、長期間の使用も安心です。
メリット
- 見た目は天然歯のように透明感があり、自然な色合いを再現できる。
- 汚れに強い。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 耐久性があり、摩耗しにくい。
- 長期間の使用でも、着色や変色が少ない。
- 加工しやすい素材のため、精密さにこだわった治療ができる。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 強い衝撃で破折・破損してしまうことがある。
- 奥歯のように噛む力が特に強い歯には使用が難しい。
- 強度を保つために、銀歯に比べると歯を削る量がやや多い。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは虫歯を治療した箇所に、白いプラスチック樹脂を直接盛り付けていく治療です。歯を削る範囲が少なくて済み、来院回数も抑えられます。
メリット
- 虫歯部位のみ削ることから、削る量を最小限に抑えられる。
- 材料の見た目が白いため、審美性に優れている。
- 技工物を作る必要がなく、虫歯除去と修復までほぼ一回の治療で終えられる。
デメリット
- 患者様のご希望や治療箇所によっては自費診療になる。
- 進行している虫歯に関しては、治療が適応できない可能性がある。
- 咬み合わせや経年劣化により割れる・欠ける症例が報告されている。
当院では上記に取り上げた素材の他にもさまざまな種類を取り扱っています。
患者様のご希望をお伺いし、詰め物や被せ物を入れる場所に合わせたおすすめの素材をご提案しますので、お気軽に
ご相談ください。
治療費用
自費診療 | 初診料 | ¥3,300 |
---|---|---|
再診料 | ¥1,100 | |
審美補綴形成・印象・咬合採得 | ¥4,400 | |
ラミネートベニア | ¥77,000 | |
E-maxインレー | ¥47,000 | |
E-maxアンレー | ¥57,000 | |
E-maxクラウン | ¥90,000 | |
ジルコニアクラウン | ¥70,000 | |
ジルコニアポンティック | ¥90,000 | |
ジルコニアセラミッククラウン | ¥110,000 | |
ジルコニアセラミックポンティック | ¥115,000 | |
ハイブリッドインレー | ¥27,500 | |
CAD/CAMクラウン | ¥27,500 | |
ファイバーポスト | ¥5,500 | |
ダイレクトボンディング | ¥15,000~ |
ホワイトニング
歯の内面にはブラッシングでは落とすことのできないさまざまな汚れが染み付いていき、徐々に黄ばんでしまうことがあります。その黄ばみを薬剤を使って落としていくのが、ホワイトニングです。
当院では、歯の表面の白い斑点を治療するホワイトスポット治療も行っています。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科専用の高濃度な薬剤を歯に塗布し、特殊な光を照射することで、歯の表面や内部の着色成分を分解していきます。歯科医師もしくは歯科衛生士が施術を担当するので、色ムラが少なく、スピーディーに歯を白くする効果が期待できます。
メリット
- 資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が施術を担当するので、ムラが少ない仕上がりになる。
- 1回の施術でも、ホワイトニング効果を得やすい。
- 必要に応じて歯のクリーニングと同時に対応できる。
- 処置時に何か違和感を覚えた場合も適切な処置ができる。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になる。
- 薬剤を使用する際、痛みを感じたり、沁みたりする場合がある。
ホームホワイトニング
患者様ご自身で行うホワイトニングです。まず患者様専用のマウスピースを歯科医院で作製。その後、ご自宅等で専用の薬剤を注入し、一定時間装着していただくのが基本的な流れです。時間をかけて薬剤を浸透させるので、ホワイトニング効果が持続して色戻りしにくい傾向があります。
メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい。
- ホワイトニングの効果が持続しやすい。
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い。
- 色戻りがしにくい。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- オフィスホワイトニングに比べると薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかる。
- 薬剤を使用する際、痛みを感じたり、沁みたりする場合がある。
ホワイトスポット
歯の表面の白い斑点はホワイトスポットと呼ばれています。歯の表面のエナメル質が酸性になることによってカルシウム成分が少なくなり白濁してしまう現象です。Icon(アイコン)という特殊な薬剤を使って歯を削らずにホワイトスポットを目立たなくすることが可能です。
メリット
- 1回の施術でも効果を得やすい。
- エナメル質に液状のプラスチック樹脂を浸透させるので、歯質を強化する効果も期待できる。
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- ホワイトニングを事前に行った方が高い効果が期待できる。
治療費用
自費診療 | 初診料 | ¥3,300 |
---|---|---|
再診料 | ¥1,100 | |
オフィスホワイトニング | 1回 | ¥33,000 |
2回 | ¥55,000 | |
ホームホワイトニング | ジェル4本付、約1か月分 | ¥33,000 |
ホワイトスポット | 1歯 | ¥33,000 |
追加1歯ごと | ¥16,500 | |
ガムピーリング | ¥11,000~ |
お口の周りのトラブルが気になりだしたら
当院では、お口の中の状態が原因になって引き起こされる外見上の症状に対する治療も行っています。お気軽にご相談ください。