口呼吸は姿勢や歯並びの悪化にも影響を及ぼす

「口で呼吸をすることがなぜ悪いの？」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その影響は子ども達にとって計り知れないものであると言えます。
口呼吸は、お口の周りの機能を低下させるだけではなく、姿勢の歪みや免疫力の低下など、全身の健康にも影響を及ぼすことが知られるようになってきました。
口呼吸では、舌を正しい位置に収めることができず、お口の周りの筋肉のバランスが崩れてしまいます。その結果、歯並びの悪化を引き起こしてしまい、場合によっては顔の歪みまで生じてしまう恐れがあるのです。

口呼吸のデメリットの一例

• 01

  姿勢が悪くなる

  鼻がつまっているときに口呼吸をするためには、前かがみで背中を丸くした方が楽に呼吸することができます。これを日常的に行っていれば、姿勢が悪くなってしまいます。

• 02

  歯並びが悪くなる

  お口を開けている状態が続くとお口の周りの筋力のバランスが崩れ、歯が前方に押し出されるように動いてしまいます。結果、歯並びの悪化に繋がります。

• 03

  感染症のリスクが上がる

  鼻呼吸は鼻がフィルター機能になってウイルスの侵入を防いでくれますが、口呼吸にはフィルター機能がないため、直接体内に入りやすくなります。

• 04

  虫歯になりやすくなる

  唾液にはお口の中の汚れを洗い流す作用や、虫歯菌の増殖を抑えてくれる働きがあります。しかし、口呼吸をすることでお口の中が乾燥し、唾液量が減ってしまいます。そうすることで、虫歯になりやすくなります。

• 05

  口臭の原因になる

  口呼吸は常にお口の中が乾燥し、唾液の量が低下します。唾液量が減ることで細菌の活動が活発化し、お口の中がネバネバしたり、口臭もきつくなります。

• 06

  顔の形にも影響する

  口呼吸している時間が長くなると、お口の周りの筋肉バランスが悪くなり、お顔立ちにも影響します。

口腔筋機能療法でお口周りの筋肉を強化しましょう

当院は、さまざまな弊害を及ぼす口呼吸を取り除き、お口周りの筋肉のバランスを整え、健康的な骨格と機能を作ることに力を入れております。
まず上顎全体を広げることで鼻呼吸を獲得しやすくし、鼻呼吸と正しい姿勢を習慣化づけます。
それから、お口周りの筋肉をトレーニングして、舌を正しい位置に安定させる口腔筋機能療法を実践していきます。歯や顎に負担をかけず成長の発育をコントロールしながら行えるため、顎や顔面が正しく発達できるよう導きます。トレーニング方法はさまざまな種類がありますので、お子様一人ひとりに合わせたトレーニングプラグラムを組み立てていきます。

お子様のお口の健康を
トータルに守ります

口腔筋機能は、お口の健康を維持するための大切な要素ですが、もちろんそれだけ守っていればいいというものではありません。
当院では、虫歯予防をはじめとする口腔トラブルの早期発見・早期治療など、さまざまな観点からお子様のお口の健康を守ります。

当院の虫歯予防

• フッ素塗布

  フッ素は歯を強化する効果があり、虫歯の原因となる酸を抑える効果も期待できます。当院ではお子様に、1～3ヶ月に1回程度のフッ素塗布をおすすめしています。

• シーラント

  奥歯は溝に歯垢（プラーク）がたまりやすく虫歯リスクが高いため、歯の溝を埋めるシーラント処置を行っています。

• ブラッシング指導

  正しいブラッシング方法を丁寧に指導し、健康なお口の環境をサポートします。また、保護者の方にも仕上げ磨きの方法を分かりやすくお伝えしています。

当院の特徴

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  アットホームな雰囲気

  当院は柔らかな雰囲気が自慢のアットホームな歯科医院です。お子様一人でも気軽に来院できるようスタッフ全員が笑顔でお出迎えします。

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  女性歯科医師も在籍

  当院では女性の歯科医師が在籍しております。歯医者さんを怖がってしまうお子様に対してスキンシップをとりながらきめ細かな対応で診療いたします。

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  お子様の気持ちを
  尊重します

  怖がるお子様を無理やり治療はしませんし、したくありません。お子様の気持ちを尊重しつつ、リラックスできるよう声掛けをしながら進めます。