インプラント

健康な残存歯を守る
インプラント

インプラント治療は、入れ歯やブリッジにはない「歯根」を人工的に再現し維持することで、失った歯の機能を取り戻す治療法です。
ブリッジや入れ歯が周囲の歯に支えられているのに対して、インプラントは1本の歯として自立して機能するため、周囲の残存歯に負担を掛けずに済みます。

インプラントの4つの特徴

  • 01

    天然歯と同じように噛める

    インプラントは顎骨に人工歯根を埋め込んで人工歯を取り付けます。顎骨で支えられるため、咬み合わせが安定し、噛む力の衰えを防ぐことができます。入れ歯と比較しても、食事や会話の際に違和感が少なく、しっかりと噛むことができます。

  • 02

    健康な残存歯を傷つけない

    インプラント治療は、周囲の健康な残存歯を削る必要がありません。一方、ブリッジでは隣接する歯を削る必要があり、入れ歯では金属フックが他の歯に負荷をかけることがあります。

  • 03

    顎骨を維持できる

    人工歯根を埋め込むことで、噛む刺激が顎骨に伝わります。この刺激によって骨吸収が防止され、顎骨を維持することができます。一方、歯を失ったまま放置すると、顎骨が痩せてしまう可能性があります。

  • 04

    自然で美しい見た目

    インプラントの人工歯部分は、天然歯に近い素材を使って形や色味を調整しながら作製するため、自然で美しい見た目を実現することができます。

当院のインプラント治療の特徴

信頼できるインプラントメーカー

現在日本に流通しているメーカーは30種類以上存在すると言われていますが、メーカーによってインプラントの大きさや形状が微妙に異なります。当院は、信頼あるインプラントメーカーとして世界的に支持されているストローマンおよびデンティウムのインプラントを採用しています。

難症例も対応可能

インプラント治療は顎骨に人工歯根を埋め込んで行うため、骨の量が少ない場合は治療を断られるケースもあります。しかし、当院では骨を補う「骨造成」という治療も対応しています。他院でインプラント治療を断られた経験のある方もご相談ください。

  • サイナスリフト
    (ラテラルアプローチ)

    上顎には「上顎洞」という空洞があるため、インプラントの埋入が難しいケースがあります。サイナスリフトはそんな時の対処方法のひとつです。広範囲にわたって骨が足りない場合でも対応できることがサイナスリフトの特徴です。

  • ソケットリフト
    (クレスタルアプローチ)

    歯の生えていた箇所から骨補填材を入れて、上顎洞を少しずつ挙上して骨の高径を確保する治療法です。上顎洞までの骨幅が不足している症例で使用します。適応症例は限られますが、低侵襲で行えるため、腫れが少ない利点があります。

  • GBR法

    骨の再生を促す治療法です。日本語では、⾻誘導再⽣法と呼ばれています。

当院の治療のPoint

自己血液を用いた再生治療
「PRGF」の併用

当院では、患者様ご本人の血液から取り出した成長因子を基に骨や軟組織の再生を促進する「PRGF」を取り入れております。インプラント手術にPRGFを併用することにより、従来よりも非常に短期間で治療を進めることができます。

サージカルガイドを用いた手術

口腔内の状態やインプラントを埋入する場所によっては、サージカルガイドというマウスピースを口腔内に装着した状態でオペを行います。サージカルガイドはコンピューター上で埋入計画をシミュレーションして作製したもので、定位置にインプラントを埋入できるよう手助けをしてくれます。

※サージカルガイドが必要ないと判断した場合は使用しない場合もあります。

10年保証制度の導入

当院は、株式会社ガイドデントが提供するインプラント10年保証制度を導入しています。日常生活の中で万が一被せ物が破折してしまった場合など、保証の範囲内で治療を受けることができます。

※保証制度への加入は任意です。加入される場合は別途費用が発生します。
※保証を受けるには、定期的なメインテナンスを受けていただくことが条件となります。

インプラント治療の流れ

  1. 01検査・診断・カウンセリング

    歯科用CTを用いて三次元解析を行います。
    この段階で治療をするにあたって骨が足りないと判断した場合は、骨造成手術が別途必要になることがあります。
    治療が可能な場合は、患者様に合った計画プランを作成いたします。
    治療期間や治療費などを詳しくご説明し、不安や疑問の解消に努めます。

  2. 02インプラント1次オペ

    歯肉を切開して顎骨に穴をあけ、インプラントを顎骨に埋入します。
    インプラント埋入後、インプラントが骨に定着するまで数カ月の治癒期間を設けます。

  3. 03インプラント2次オペ

    インプラントの定着が確認できたら、再度歯肉を切開して、「アバットメント」を装着します。
    アバットメントはインプラントと人工歯を連結させる部品です。
    装着後、再び治癒期間を設けます。

  4. 04型取り・人工歯の作製

    歯肉の治癒が確認できたら、お口の中全体の型取りを行います。
    その型に従い、人工歯を作製します。

  5. 05人工歯装着

    作製した人工歯を装着して治療終了です。
    インプラントを良い状態で長持ちさせるために、定期的にメインテナンスにお越しください。

インプラント治療の概要

治療費用

自費診療 初診料 ¥3,300
再診料 ¥1,100
インプラント一次手術
(アバットメント代含む)
ストローマン(スイス製) ¥330,000
プラトン(日本製) ¥275,000
デンティウム(韓国製) ¥220,000
インプラント2次手術 ¥11,000~33,000
インプラント仮歯 ¥11,000
インプラント上部構造 インプラント埋入直後 ¥110,000
他院埋入インプラント、補綴のみやり変え ¥110,000
※インプラントメーカーによって異なります
GBR ¥55,000
※範囲によって異なります
ソケットリフト(クレスタルアプローチ) ¥55,000
サイナスリフト(ラテラルアプローチ) ¥165,000
※範囲によって異なります
PRGF ¥22,000
インプラント保険(ガイドデント) ¥20,000~22,000
サージカルガイド ¥44,000
※歯数によって異なります

インプラント治療後もしっかりメインテナンスを

インプラント治療が完了しても、メインテナンスは不可欠です。インプラント自体は虫歯にはなりませんが、ケアを怠ると歯周病と同じような炎症を引き起こす「インプラント周囲炎」が発生します。そのため、定期的なクリーニングやブラッシング指導を受けて、インプラントを健康な状態に保ちましょう。丁寧にケアを行うことで、インプラントだけでなくお口全体の健康を長期的に維持することができます。

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