歯並びの乱れは全身に影響を及ぼします

• 01

  虫歯と歯周病のリスクが高くなる

  歯同士が重なり合っていたり、前後左右に傾きがあったりする歯並びだと、歯ブラシの毛先が当たりづらい面がうまれるため、虫歯や歯周病になりやすくなります。

• 02

  歯石や着色がつきやすくなる

  歯を上手く磨けないと、歯の表面に着いた汚れや色素が残りやすくなり、歯石や着色もつきやすくなります。

• 03

  口臭が起こりやすくなる

  虫歯や歯石の沈着によって起こる歯肉の炎症は、口臭の原因となります。食事や日々のストレス等に心当たりがなければ、口腔環境が原因であると考えてよいでしょう。

• 04

  口内炎ができやすくなる

  口内炎は、口の中についた傷が原因で起こる事もあります。歯並びが乱れていると、咀嚼の際に頬や舌を巻き込んで噛みやすくなり、傷を作ってしまうという方は少なくありません。

• 05

  顎関節症になりやすくなる

  歯並びの乱れから歯全体に均等な力がかからない場合、咀嚼の際に使用する筋肉に左右差ができ、顎の動きを含めた全体のバランスが悪くなります。

• 06

  消化不良を引き起こしやすくなる

  咬み合わせが悪いと、食べ物が十分に咀嚼されず、固形の状態のまま体内に送られてしまい、消化器官である胃や腸に強い負担がかかります。

咬み合わせが悪くなることで全身のバランスが乱れ、肩こりや腰痛などの影響が出る可能性があります。
また気道が狭くなることで睡眠時無呼吸症候群のリスクが高くなるなど、歯並びが全身に与える影響は多岐にわたります。

小児矯正

顎骨の成長を利用することができるので、抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性があることは小児矯正ならではのメリットです。痛みもできるだけ減らした状態で歯を正しい位置へと動かせます。
当院では、筋機能トレーニングを取り入れた予防的矯正治療を行っています。

筋機能トレーニングを取り入れた
矯正治療の一例「マイオブレイス」

「マイオブレイス」はお口の周りの筋機能を改善してバランスよく健やかな顎や歯の成長を促すためのシステムです。着脱可能なマウスピースを装着してトレーニングします。マウスピースで直接歯を動かすのではなく、歯並びを悪くする原因である口呼吸・舌の悪い癖・飲み込みの悪い癖・姿勢を改善し、歯を本来の位置に誘導していく予防的な治療です。

メリット

• 抜歯の必要がない。
• 治療の痛みがほとんどない。
• マウスピースは取り外しが出来るので、食事の際に困らない。
• マウスピースは取り外しが出来るので、ブラッシングがしやすい。

デメリット

• 自費診療のため、保険が適用できない。
• マウスピースの装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

マイオブレイスの使用方法

• 01

  日中1～2時間の装着

  日中最低1～2時間装着してください。装着時間が守られれば、日によって時間帯が変わっても構いません。可能であれば、長い時間装着することで治療期間の短縮が期待できます。

• 02

  1日数分のトレーニング

  アクティビティーと呼ばれる舌を動かしたりするトレーニングに取り組むことよって歯並びを改善していきます。来院いただかなくても自宅でトレーニング可能です。

• 03

  就寝時の装着

  就寝時も装着が必要です。特に苦しく感じるということはありません。口呼吸から鼻呼吸への移行が進みやすくなります。

成人矯正

矯正治療に年齢制限はありません。何歳からでも始められます。全身の健康のためにも、まずはご相談ください。

成人矯正の矯正装置

マウスピース矯正（インビザライン）

薄く透明なマウスピース型矯正装置です。装着時の違和感が少なく、外から見ても矯正治療をしているとなかなか気づかれにくいことが特徴です。
また、徐々に歯を動かす治療法なので、痛みも最小限に抑えられます。「装置を付けた際に目立ちたくない」「痛みや違和感の少ない矯正治療を行いたい」といったご要望をお持ちの方におすすめです。

メリット

• ほとんど痛みがない。
• 取り外しができるので歯磨きや食事がしやすい。
• 透明なので治療中であることが気付かれにくい。

デメリット

• 自費診療のため、保険が適用できない。
• 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。

ワイヤー矯正

歯の表面に歯科用接着剤でブラケットを貼り付け、ワイヤーを通し、ワイヤーの牽引力を利用して歯を動かしていきます。さまざまな症例に対応でき、費用も比較的リーズナブルで済みます。固定式で取り外しができないため、歯磨きの際は特に丁寧に磨く必要があります。

メリット

• 比較的歯の移動速度が速い。
• 幅広い症例に対応できる。

デメリット

• 自費診療のため、保険が適用できない。
• マウスピース矯正に比べると清掃しづらい。